保存方法…時間対策できていますか?
大切で高価なトレカを厳重に保管していると思いますが、果たして適正といえるでしょうか…
トレカの敵である湿気や湿度は常にあり、少しずつですがカードへのダメージがあります。
そんなダメージを完璧に防いでくれるのは防湿庫。
防湿庫は湿気や湿度を適正に保つだけでなく、カスタマイズ次第で日光も防いでくれます。
ここでは、トレカを愛する私がおすすめする防湿庫10選のご紹介をします。
防湿庫迷ってるんだよな〜!!って方はぜひ読んでみてください!
最後まで読み終えてくれれば、あなたは最強の保存環境の知識がつきます。
反りがあっても戻せるのに防湿庫が必要?
ガチコレクターを目指しているなら防湿庫は必要です。
反りのあるカードを元に戻せる方法がSNSで紹介されていたりもしますが…
- 曲がっている時点でダメージ
- 反り戻しに出費がある
- 時間がとられる
- こまめに気をつけないと逆に傷める場合がある
出費を重ね、無駄な時間を費やしていることになります。
その点、トレカを適正湿度で簡単に保管できる防湿庫があれば解決します。
トレカコレクターの方は数十年後先の価値を見据えていると思いますが、環境が整っていないと消耗するだけです。
また、初期投資をすれば適正に管理をしてくれ、不安要素がなくなります。
こういった観点から…
防湿庫を導入することが最適解です!
防湿庫は高価なイメージもありますが、お手頃な防湿庫もご紹介していきます。
トレカは湿気で反る!反りがあるトレカは減額対象
大前提として反りがあるカードは減額対象です。
※2024年4月現在
引用:トレコロ
上記画像はトレコロの買取基準ですが、反りがあるカードはキズ品と評価されます…
トレカコレクターの目的としては、やはり「カードを価値のある状態で長期的に保管する」ことですよね。
このように湿気や湿度により反りは致命的なキズとなります。
こういった観点からも、防湿庫がおすすめだと言えます。
トレカ保管におすすめの防湿庫の選び方!
ここからは、トレカ保管に適正な防湿庫の選び方をご紹介します!
防湿庫の大きさや性能によって用途も変わってきますので、それぞれの特徴なども解説します。
選ぶ基準は以下の2点です。
①性能で選ぶ
②容量で選ぶ
では解説していきます。
① 性能で選ぶ
防湿庫を選ぶ際に、最初に決めないといけないのは防湿庫の「性能」です。
防湿庫を大きく分けると
- 簡易的な防湿庫
- 全自動の防湿庫
二種類があり、性能によって値段も変わります。
個人的なおすすめは
全自動型防湿庫!
となりますが、やはりそこは手間やお財布や時間と相談…
という形になるかと思います。
簡易型と全自動型の特徴をまとめておきますので、ぜひ参考にしてみてください!
簡易型防湿庫(乾燥剤方式)
【簡易型防湿庫】
・乾燥剤等を容器の中に入れて湿気を除去するタイプ
●メリット
・安価で購入できる(~数千円程度)
●デメリット
・乾燥剤を定期的に交換する
・手動で湿度管理
・湿度計が付属していない場合は別途購入
・安価なため、基本的に保障などが無い
全自動型防湿庫(ペルチェ式)
【全自動型防湿庫】
●メリット
・全自動で除湿することができる
・年単位の保証が付いていることが多い
・基本的に乾燥剤の交換などは不要
●デメリット
・高価(1万円~)
・駆動音が気になる場合がある
・電気代がかかる(月~数百円程度)
・安価だと微調整が必要な場合がある
・加湿機能は付いていない
・乾燥の季節は設定を見直す必要がある
② 容量で選ぶ
ここまで、簡易型と全自動型の性能についてご紹介しましたが、それぞれのメリット、デメリットについてはご理解していただけたと思います。
簡易型と全自動型の違いを理解して、自分の購入したい防湿庫が決まったのであれば…
あとは容量を決めるだけ!
となります。
防湿庫は基本的に同じメーカーの同じシリーズでも、容量やサイズによって値段が変わってきます。
ちなみにマグネットローダーのサイズ配下画像の通りです。
防湿庫1Lに対し、マグネットローダーが16枚入る計算です。
なので、21Lの防湿庫であれば336枚。
防湿庫を購入する際は
- 現在持っているカードの量
- これから増えるであろうカードの枚数
のことまで考えて容量やサイズを決めましょう!
トレカ保管におすすめの防湿庫10選!
ここまで、防湿庫選び方について解説してきました。
ここからは、実際に
になります。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
商品名 | RC-30L | HP38EX | キャパシティ ドライボックス | HP68EX | RC-50L | ドライボックス 40L | RC-125L | HS25L | RC-25L | ドライボックスNEO |
メーカー | Re:CLEAN | HOKUTO | ナカバヤシ | HOKUTO | Re:CLEAN | apollotech | Re:CLEAN | HOKUTO | Re:CLEAN | HAKUBA |
値段 | 14,300円 | 16,780円 | 2,736円 | 27,800円 | 17,600円 | 13,280円 | 32,800円 | 9,480円 | 13,200円 | 2,164円 |
容量 | 30L | 38L | 27L | 68L | 50L | 40L | 125L | 25L | 25L | 5.5L |
湿度設定 | 全自動 | 全自動 | – | 全自動 | 全自動 | 全自動 | 全自動 | 全自動 | 全自動 | – |
静音性 | ほぼ無音 | ほぼ無音 | 無音 | ほぼ無音 | ほぼ無音 | ほぼ無音 | ほぼ無音 | ほぼ無音 | ほぼ無音 | 無音 |
取り出し方法 | スライド式 | スライド式 | – | スライド式 | スライド式 | – | スライド式 | – | – | – |
高さ調整 | あり | あり | – | あり | あり | あり | あり | あり | あり | – |
防犯性 | 鍵付き | 鍵付き | – | 鍵付き | 鍵付き | 鍵付き | 鍵付き | 鍵付き | 鍵付き | – |
コスパ | 良 | 良 | 良 | 良 | 良 | 良 | 良 | 良 | 良 | 良 |
保証期間 | 5年 | 5年 | – | 5年 | 5年 | 5年 | 5年 | 5年 | 5年 | – |
ではひとつずつ解説していきます!
1位:RC-30L
容量 | 30L |
本体サイズ(外寸) | W:29cm×D:36cm×H:41.5cm |
本体サイズ(内寸) | W:26cm×D:28cm×H:30.5cm |
本体重量 | 6.2kg |
マグネットローダーでの保管に最適
- お手頃価格
- コンパクト
- 全自動管理
全自動機能を備えた防湿庫としてはとてもお手頃な価格で手に入り、コンパクトなので場所も取りません。
幅30cmのカードファイルを保存するほど横幅が大きいわけではありませんが、マグネットローダーや硬質カードケースでの保存には最適です。
Re:CLEANの防湿庫はデザイン性も高く、部屋のレイアウトを損なわないのもGoodなポイントです!
容量 | 38L |
本体サイズ(外寸) | W:29cm×D:32.1cm×H:48.6cm |
本体サイズ(内寸) | W:29cm×D:32.1cm×H:43.5cm |
本体重量 | 8.98kg |
程よいサイズで全自動の保管能力
- 世界20ヶ国での販売実績
- デジタル表記で設定しやすい
- 性能や機能性が良すぎて値段が安く感じる
HOKUTOが販売している38Lの全自動防湿庫。
ユーザーは世界20ヶ国に存在し、防湿庫では一番有名な商品と言えます!
性能はもちろんのこと、引き出しの高さ調節が可能なことや、高耐久性の素材で作られているのもポイントが高いです。
性能・機能性の観点から見て、ユーザーからは「リーズナブル!」と声が上がる商品です!
3位:キャパシティドライボックス
容量 | 27L |
本体サイズ(外寸) | W:30.6cm×D:48.6cm×H:30.6cm |
本体サイズ(内寸) | W:30.6cm×D:48.6cm×H:30.6cm |
本体重量 | 1.66kg |
管理の手間を少し減らすなら
- 容量ヨシ
- 軽さヨシ
- 安さヨシ
とにかくコスパを求めた人におすすめの商品。
乾燥剤を取り替える必要があり利便性は損なわれるものの、27Lの容量や移動のしやすさは全自動防湿庫には無い強みです。
また、値段が安いので大量にカードがある場合などは重宝するかもしれません!
4位:HP68EX
容量 | 68L |
本体サイズ(外寸) | W:38cm×D:39cm×H:49.9cm |
本体サイズ(内寸) | W:37.6cm×D:36cm×H:45.5cm |
本体重量 | 10.98kg |
全自動でファイル保管も可能
- ガチコレクターにおすすめ
- 幅30cmのファイルが収納可能
- マグネットローダー1088枚収納可能
カードコレクターにおすすめの商品。
マグネットローダー換算で1088枚収納可能なため、買い足す心配はないと言って良いです。
また、30cm幅のカードファイルも収納可能なため、まとまりのある管理がしやすいのも良いポイントです。
5位:RC-50L
容量 | 50L |
本体サイズ(外寸) | W:29cm×D:36.5cm×H:58cm |
本体サイズ(内寸) | W:26cm×D:27.5cm×H:47cm |
本体重量 | 9.1kg |
ディスプレイしたい方におすすめ
- デザイン性ヨシ
- ディスプレイに最適
- コスパGood
Re:CLEANの50L防湿庫はディスプレイ保存におすすめです。
好きなキャラクターはどうしても飾りたくなってしまいます。
そこで50Lの容量とインテリアに馴染む防湿庫があれば、観賞用としてカードを邪魔することなく湿度管理が可能。
観賞と管理を両立しているので、ディスプレイ保存したい人におすすめです。
6位:ドライボックス40L
容量 | 40L |
本体サイズ(外寸) | W:29cm×D:32cm×H:49cm |
本体サイズ(内寸) | 記載なし |
本体重量 | 8.1kg |
コスパの良い全自動なら
- 40Lで10,000円
- 縦に長いので表面積を取らない
- 全自動
30Lより多く、50Lより少ないサイズを求めている人におすすめです。
40Lの全自動防湿庫はRe:CLAENやHOKUTOにもなく、お手頃な価格がピンポイントな層に刺さる商品。
メーカーの信頼度はないものの、コスパで他者を圧倒しています。
7位:RC-125L
容量 | 125L |
本体サイズ(外寸) | W:41cm×D:42cm×H:87cm |
本体サイズ(内寸) | W:37.6cm×D:36cm×H:75cm |
本体重量 | 19.2kg |
ガチ収集家はコレ一択
- カドショレベルの防湿庫
- マグネットローダー2000枚収納可能
- カードボックスなども収納可能
ガチ収集家はコレ一択です。
マグネットローダー換算で2000枚入る容量が一番の理由ですが、ボックスやプレミアボックスなども楽々管理。
いろんな種類を収集するコレクターの人は、ぜひ検討してみてください。
8位:HS25L
容量 | 25L |
本体サイズ(外寸) | W:38cm×D:25.8cm×H:29.5cm |
本体サイズ(内寸) | W:37.6cm×D:23cm×H:24cm |
本体重量 | 5.5kg |
トレカ初心者はとりあえずコレ
- お手頃価格
- サイズを必要としていない人向け
- しっかりと湿度管理
サイズを必要としていない人におすすめです。
25Lでもマグネットローダー400枚収納可能なので、始めたてや収集に力を入れていない人にピッタリと言えます。
HOKUTOの防湿庫なので、性能は文句なしの商品です。
9位:RC-25L
容量 | 25L |
本体サイズ(外寸) | W:39.9cm×D:27.5cm×H:30cm |
本体サイズ(内寸) | W:39cm×D:21cm×H:23cm |
本体重量 | 4.9kg |
かわいい色で女性に人気
- 女子人気が高い
- 防湿庫唯一の白カラー
- ディスプレイ保存で映え
デザイン性の高い防湿庫です。
防湿庫には珍しい白カラーで、デザイン性も抜群。
インテリア性にこだわっているRe:CLEANだからこその防湿庫と言って良いです。
好きなカードを可愛くディスプレイ保存したい人におすすめです。
10位:ドライボックスNEO
容量 | 5.5L |
本体サイズ(外寸) | W:33cm×D:22cm×H:13.5cm |
本体サイズ(内寸) | W:25cm×D:17.5cm×H:10.5cm |
本体重量 | 0.6kg |
防湿庫の最安値
- 低容量ならコスパ最強
- 積み重ね可能で効率的収納
- 必要最低限
必要最低限の機能でカードを守りやすくするのにおすすめです。
温度計などは付属していないので、カードを管理というより、カードが曲がりにくいと捉えるのが良いでしょう。
カードを曲がりにくくさせたいだけの人はお金をかけることなく、こちらのドライボックスで十分です。
トレカ保管におすすめの防湿庫の設定
防湿庫の購入後は湿度設定が必要です。
- 防湿庫の使い方が理解できるか不安
- 防湿庫の適正設定ってどうするの?
この2つの疑問が出ると思いますので、防湿庫の適正な利用方法、おすすめの設定方法についてご紹介していきます。
簡易型防湿庫の適正な設定方法
簡易型防湿庫を選んだ場合の適正な設定方法としては…
環境によって設定方法を変える
としか言いようがありません。
住んでいる地域や環境、保管する建物の構造などでも湿度は変わってきますので、試行錯誤して都度調整していくしかないと思います。
また、乾燥剤頼りになりますので、梅雨などは湿度が大幅に上がる可能性があります。
全自動型防湿庫(ペルチェ式)の適正な設定方法
トレカの種類によっても変わってくると思いますが、一般的には
トレカ保管の最適な湿度は40%前後
だとされています。
つまり、全自動式防湿庫(ペルチェ式)のおすすめの設定方法は
防湿庫の設定を湿度40%前後にするだけ!
ということです。
全自動ともなると設定も簡単すぎますね!
全自動防湿庫を実際に使用してみた「RC-30L」
来ました!!!!
Re:CLEANのRC-30Lです。
1階から2階へ運んだのですが、軽いので女性にも扱えます。
段ボールの中を開けるとこのような包装となっており、右上の「Re:CLEAN」と書かれた箱には、アナログ式湿度計が入っています。
湿度計が丁寧に包装されていていいですね!
発泡スチロールを取ると、以下のものが入っています。
- 取扱説明書
- 湿度計設置部品
- 台用クッションマット
- ACアダプタ
それらを画像のようにつけていきます!
台用クッションマットが最初曲がっていますが、時間と共に元通りになると思います。
ACアダプタは裏につけれるようになっており、目立つことなく付けられます!
最後に、防湿庫を設置すれば完了です!
全自動防湿庫「RC-30L」のレビュー
RC-30Lを購入〜設置してみた感想です。
- 軽くて扱いやすい
- コンパクトで隙間に置きやすい
- おしゃれ
- クッションマットがあるので傷にならない
- 割とすぐ湿度が調整された
- 静か
サイズが小さいので物を選びますが、マグネットローダーなどであれば全然問題ありませんね!
湿気湿度に弱いカードの管理に気を配ることなく生活できるのがいいですね!
トレカ保管におすすめの防湿庫10選!適正な湿度設定で最適な湿気対策!:まとめ
トレカ保管におすすめの防湿庫10選をご紹介しました。
トレカ保管に最適な湿度管理が出来る防湿庫。
トレカコレクターならぜひ活用していきたいですね。
ということで、記事の内容を簡単にまとめますと
- カードの反りで価値が低下
- トレカの保管には湿度管理が大切
- トレカ保管の湿度管理には全自動防湿庫が最適
- 適正湿度は40%前後
ということになります。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!